何世紀にも渡って使用されてきた漁業用金錨に21世紀の新しい技術(特許技術)を採用し、バルカンアンカーとして性能(把駐力)を大幅に引き上げました。水産センターの実験により一般的な金錨に比べ3倍以上の力を発揮する事が分かっております。また、近年の大型化しゴミ問題にも発展している土のうの使用も抑制でき、漁場を守る上でもV型金錨は漁業・水産にとって有益な道具です。

V型爪が強力な把駐力を発揮し定置網や生け簀を守ります。
土のうの準備・設置に掛かる労力と時間を大幅に短縮します。
漁業用金錨 V型ストックアンカー 種別画像
アンカー種別



漁業用金錨 V型ストックアンカー 重量
金錨名称 | 重量種類 |
---|---|
両爪 VRT | 16kg、32kg、45kg、70kg |
片爪 VRS | 20kg、30kg、50kg、75kg、100kg |
レール製 VHS | 120kg、160kg、200kg、250kg、300kg |
※表記以外の重量については是非お問い合わせください。
※重量物の配送では、個人様を宛先にご指定できませんのでご注意ください。お近くの配送支店止めまたは店舗などをご指定下さい。
漁業における固定具の問題
土のう袋は価格が非常に安く、中に詰める砂利なども残土処理などで比較的簡単に安価で入手可能なため全国で広く使用されるようになりました。しかし、以前から指摘されているように、
- ・大量に使用するため準備に多くの労力と時間が必要
- ・少しでも破けると砂が流出し固定力が無くなる
- ・時化などで破れるため入れ直し、増し土など維持が非常に難しい
- ・土のうだけの固定では定置網・いかだの完全流失に繋がる
- ・土のう自体が漁場を汚し、国際的な海洋ゴミ問題にもなっている
- ・溶け出る化学物質が魚貝の繁殖に悪影響を与え、環境汚染を起している


唐人錨・金錨
漁業・水産で使用される金錨のほとんどが平爪かハス爪の唐人錨や先の尖った三角形の様な平板爪の金錨を古くから使用しており、現在定置網やカキ・ワカメ等の養殖を行っている方もこれらの金錨が使い慣れていると思います。しかし、これらの錨は「経験則」や「昔から使っている」と云う理由だけで使い続けられており、科学的な技術発展は全くありません。土のうと同じように多くの問題を抱えています。
- ・爪の形状が単純な平板状なので土圧が殆ど発生しない
- ・爪が底質に深く刺さらず、海水中に出ている部位が錆び・腐食し易い
- ・かんざしがパイプ製の金錨が多く、丸棒でも非常に細く折れ易い
- ・固定力が小さいため必要以上に重くなり、扱いずらい
- ・日本の製造所が少なくなり、中国などから低品質な錨が流入している
超高把駐力V型爪金錨

V型爪金錨・バルカンアンカー
V型に整形された爪が効果的に土圧を集中させ他のアンカーでは実現できない超高把駐力(最大で自重の約30倍以上)を発生させ、定置網や養殖いかだを守ります。V型金錨を利用する事で以下のメリットがあります。
- ・非常に大きな固定力が得られ、安全性が高い
- ・錨を軽量化する事が可能なので、重量調整が簡単
- ・本体・かんざしが太い鉄製丸棒なので堅牢で長寿命
- ・深く刺さるので腐食が少なくメンテナンスが楽
- ・大しけや津波の場合でも金錨が引っ掛かり完全流失を抑える
- ・日本製で高品質
V型爪金錨の性能テスト

潜水艇を使った実海域実験
現在の独立行政法人中央水産研究所が主導となってJIS型金錨とV型金錨の性能テストを神奈川県沖の実海域で行い、その様子を潜水艇はくようにて録画記録しました。重量は75kg前後の中型アンカーを用い、大型母船ねりうすにて把駐力(固定力)の計測を行いました。底質は砂、水深は約15m

JIS型や唐人錨の特徴として錨全体は砂に潜らず、堅い砂地の場合などでは爪板の1/3程度しか刺さらない。実験でも錨の殆どが海中にあり力が出ず最大800kg程度の固定力となった。

V型金錨は錨全体が砂に潜り大きな固定力が発生している。これにより海水と接する場所が少なく、フジツボや海藻が付着せず、錆等の腐食も抑えられ、長寿命となる。実験では最大2800kgもの超高把駐力が得られた。実験後この錨は大手造船所にて大型ポンツーンの係留に使用され、この結果を得て神奈川県のブリ定置や北海道のサケ定置、水上発電施設の係留など多くの場所で使用されています。
実験レポートの報告書はこちら
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