船舶用ストックレスアンカー DA-1

DA型アンカーこそが海と船舶の平和と安全を守ります。

21世紀の新しい技術で反転しない高把駐力アンカーを実現しました。

船舶用大型ストックレスアンカー DA型アンカー

da-1 anchor

 世界中で使用されているAC-14やHall、Baldtなどのアンカーに比べて非常に優れた性能をもつ次世代アンカーであり、高い指向性、JIS型アンカーの約3倍にもなる把駐力、傾いても水平に戻す復元力を実現しています。150年間続いてきたストックレスアンカーの歴史では船を風や潮から守るのは「チェーンの重さ」であり、錨はおまけの存在でした。しかし、DA型では優れた性能によりチェーンを2/3~1/2に抑える事ができ、より安全・安心な錨泊と経済的な航海をご提供できます。

  • DA-1を採用する事により以下の様な事が期待出来ます。
  • ・走錨が起こる可能性を非常に小さくする
  • ・錨泊時に繰り出すチェーン長の短縮
  • ・アンカーの軽量化
  • ・ヘドロやシルトの堆積した近代港湾内での安全な錨泊
  • ・特別なベルマウスを必要とせず、逆爪でも船体を傷つけること無く揚錨が可能

JG船級の型式承認は得ておりますが、新たな木型の製造など多大なコストが掛かるため、誠に残念ではありますが提供を控える事となりました。

弊社単独ではこれ以上の普及活動及び更なる新型高性能アンカーの研究は非常に厳しい状況となり、皆様のご協力が必要となっております。高性能アンカーの普及にご興味・ご協力頂ける法人様などからのお問い合わせをお待ちしております。

ストックレスアンカー DA-1

DA-1 Holding Factor
※標準把駐係数とは錨を一定距離引いた間平均的に得られる把駐係数

DA-1の基本性能

da-1 anchor

海上保安大学校・東京海洋大学・東海大学など各教育・研究機関が錨の研究会を立ち挙げ、独自研究として一般的に使用される錨とDA型アンカーとの性能調査を行い、広島県・呉湾及び東京都・東京湾において実海域実験の結果をまとめ下に示す把駐力特性曲線として発表しました。

東京湾を代表する海底(底質)のやわらかな近代港湾では、これまでの古い技術のアンカーでは効果的な把駐力が得られず走錨の危険性が非常に高い事が分かります。比べてDA型では3倍近い把駐力が継続的に得られ、高い安全性が確保できる事が分かります。

DA-1 採用船舶例

DA-1 exanple

船舶用アンカーの取り扱い

AC-14・JIS
従来から一般的に使用されるアンカーも弊社では取り扱っております。船級検査のいらない浮体の係留や、錨泊を行わない台船やフェリーなどでは充分使用でき、アンカーの検査証明も国際規格として使用できるNK(日本船級協会)検査承認書が発行できます。確かな承認を得つつコストダウンを必要とする際は是非ご活用ください。
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